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子どもたちに読書の楽しさを・・・

by kane

今日の午前中は、としょかん人形げき「人形劇団ひよっこ」の公演がありました。たくさんのご来場、ありがとうございました。
詳しくは、“sakuさん”か“ななさん”が紹介してくれると思いますので、自分は先週末に行った「望ましい読書習慣定着推進事業」のことを書こうと思います。

平成9年から岩見沢市立中央小学校で図書ボランティアとして活動しており、空知管内読み聞かせボランティアネットワーク「おはなしそらぷちぺっ25」代表の高田 芳さんを講師に招き、「本好きの子どもたちを育てるために、学校・家庭・地域の役割と今出来ること」と題して、お話しをしていただきました。


高田さんのお話の中で、
本が好きになってもらうためには、
「読書のきっかけの種をまく事からはじめましょう」
「読書する その発芽には水やりが大切です。誰かが水を与えなければ育ちません」
というお話しがありました。

(当日配布資料より引用)
「読書のきっかけの種をまく事からはじめましょう」
●学校は教室、廊下、プレイルーム、多目的室等なるべく多くの場所に本を設置。
●先生や親が読み聞かせをする。親子の場合は一緒読みをする。
●図書館や書店へ親子で行く。
●児童館やこども館、体育施設、ありとあらゆるところに絵本コーナーを置く。
●図書館の事業に参加する。
●先生や親が自分の好きな本の話をする。
●先生や親が好きな本を並べた本棚を置く。家庭の場合は出来るだけあらゆる場所に置く。

「読書する その発芽には水やりが大切です。誰かが水を与えなければ育ちません」
●子どもの周りにいる大人(先生や親以外も)が、ブックトーク(本を紹介する手段の一つ)をする。
●子どもの周りにいる大人(先生や親以外も)が、いろんなジャンルの本を知り、いつでも紹介出来るようリストを持つ。
●低学年には高学年が読書の手本となれるような、年齢にあった選書、読書法を指導する。(各地域の読書ボランティア・司書教諭・図書館司書)


子どもが一人で図書館へ行ったり、本屋さんへ行くことは難しいかもしれません。“活字離れ”“読書離れ”から“本好きな子ども”を増やすためには、学校・家庭・地域で大人が今出来ることから始めなければいけないと思うお話でした。



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最近、読んだ本を紹介します。

脳男 (首藤瓜於/著 講談社)

連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。
逮捕後、新たな爆弾の在処(ありか)を警察に告げた、この男は共犯者なのか。
男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。
そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。
全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。
(出版社HPより)

生田斗真さんが主演を務め、映画化された作品です。



以上、第85回選抜高校野球大会で北海道から出場している“遠軽”と“北照”が1回戦を勝ち上がったことが嬉しいkaneでした(o^―^o) 頑張れ、未来の侍ジャパン!


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