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本の修理その(2) とれた時

by のび子

今日はすごい雪ですね。
授業の見学に呼んで頂いていたのですが、あまりの雪に午前授業になってしまったそうで
延期になってしまいました。
図書館前の除雪はしておりますが、足元が悪いので
来館される方はお気をつけください。


ではでは、今回は修理の2回目。
ページが外れてしまった時の修理法です。

・少し背の厚い本の修理に適しています。
・絵本でも修理可能ですが、すぐ取れる可能性があります。
 (絵本は製本の仕方が背の厚い本と違うせいです)
・水ときボンドで紹介していますが、でんぷんのりだと失敗した時に修正ができます

【用意するもの】
☆水ときボンド(水っぽくなりすぎないよう注意)
☆筆(100均で買えるもので構いません)
☆輪ゴム、もしくは大きな目玉クリップ

(1)

取れたページの背中に筆でボンドを塗ります。
開いてる方に塗らないように気をつけてくださいね。
たくさん塗らなくても大丈夫です。
背中以外のところについてしまうと開きにくくなるので、
はみ出した分は指かコピー用紙でぬぐってください。
ティッシュだとくっついてしまう可能性があります。


(2)

上下間違えないように確認をして、取れたページを本の間に入れます。
軽く入れると浮いてしまうので、奥までぐっと押し込みながら本を閉じます。


(3)

輪ゴムか目玉クリップで本を固定し、半日ほど置いて乾かします。



前回と今回の2つの修理ができたら、ほとんどの本は修理できたも同然!
次回は破れたページがどこかにいってしまった時の修理をご紹介します。


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