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本の修理 その(1) 破れた時

by のび子

今回から簡単な修理についてご紹介します!
先ずはページが破れてしまった時の修理法を紹介をします。

ここでひとつお願いがあります。

本が破れた時、セロハンテープは絶対に使わないでください!

セロハンテープは年数が経つとパリパリになってはがれ、
更に紙を茶色く変色させたりと結果的に見ると
本を傷めてしまうことになります。

なので、修理をする時には必ず修理用の道具を使いましょう!

図書館の本が破れてしまったり、ページが外れてしまった時は
そのままの状態で持ってきてくださいね。

では、破れた時の修理の仕方その(1)です。
修理しているものが途中で変わっているのは
わかりやすいようにものを変えているだけなので
あまり気にしないでください…。


【用意するもの】
☆水ときボンド(水っぽくなりすぎないよう注意)
☆筆(100均で買えるもので構いません)
☆クッキングシート


(1)

カッターで切ったような状態ではなく、
手で破ったような時の修理法です。
破れた時に薄くなっている部分ができているので、
ページの下にクッキングシートを敷いてから
その部分に水でといたボンドを塗ります。


(2)

破れた部分を白い部分が出ないよう表と裏を間違えないで貼り合わせ、
その上にクッキングシートをかぶせる。
クッキングシートは本とのりづけした部分がくっつかないようにするために入れます。


(3)

そのまま本を閉じ、半日ほど置きます。


セロハンテープを使わなくても、これだけでくっつけることができます!
ただ、のりしろがある場合のみですが…。
カッターやハサミなど、スパッと切れてしまったものは
専用の修理テープが必要になります。

ちなみに…ここで修理法を紹介していますが、
図書館の本で上記のような状態になった時、
そのままの状態で図書館に持ってきてください。
こちらで修理いたします。


次はページが取れてしまった時の修理方法を紹介します。


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