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saku - おすすめ本の記事 >>

シング・ア・ソング。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


我が家にある絵本で、
おはなしの中にオリジナルソングが登場する絵本があります。
(楽譜つき)
僕はメロディーがしっかりしている歌を歌うのが苦手なので、
読むときは何となくごまかしていました。


そんな逃げ腰の父親に対し、
長男(5歳)が正面から斬り込んできました。

「お父さん、この歌うたえないの?」


なんだとっ!
歌えないこと…無くはないよ!
とやや後ろ向きに強がってみたものの、
初見の楽譜を見ながら音程通りに歌うなど、
僕にはとてもできません。

音楽好き(ロックとパンク)としては、
やはり息子にも音楽を楽しんでほしいところ。
家にピアノのおもちゃ(スヌーピーに出てくるシュローダーが弾くようなサイズ)があるので、
小学校の音楽で教わった知識を総動員して演奏&歌ってみることにしました。

(1)すべての音符にカタカナを書きこむ。(ミとかファとか)
(2)一音ずつピアノのおもちゃでならしていく。
(3)その音の通り歌ってみる。※音痴

「昔の携帯電話は、こうやって一音ずつ着メロを作ったなぁ」
などとどうでもいい懐かしさにとらわれながら、
なんとか歌ってみることができました。

しかし、歌いきるまでに1時間ほど経過していたこともあり、
長男はすっかり興味を失っていました。
お父さん頑張ったのに。
お父さん頑張ったのに!


というわけで、今日の1冊は
『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』
田島弓子/著 WAVE出版
頑張りを評価するのは、自分じゃないんですよねー。


子ども。

by saku

みなさんこんにちは。
先ほど新しい歯磨き粉(グリーンミント)を使ったら、
家にある入浴剤(森林浴の香り)と同じ風味が口の中に広がりました。
ひどく困惑した坊主頭のsakuです。

それはさておき。

長男(5歳)の同級生の子(女の子)に、妹ができたそうです。
我が家の次男(2歳)ともよく遊んでくれるので、
面倒見のいいお姉ちゃんになるんだろうなぁと
勝手に嬉しくなっています。


育児関連…と言えなくもないですが、
最近あるきっかけで、昔のベストセラーを再読しました。
『“It(それ)と呼ばれた子』デイヴ・ペルザー/著 青山出版社
という本です。

母親からの激しい虐待を受けた方が書かれた体験記で、
タイトルを覚えている方も多いのではないでしょうか。

殴る蹴る、暴言は当たり前。
火を付けたガスコンロに寝かされる、
「まぜるな危険」の洗剤を混ぜ、ガスが発生している中で風呂掃除をさせられる、
などなど、
命のあることが奇跡と思えるくらいの仕打ちを受けています。


前回読んだときはまだ僕の長男が生まれていなかったので
ただショッキングな体験談として読みましたが、
子どもを持つ身となった今では、
母親の心の中も考えながら読めました。

個人的な意見ですが
その母親は「母性愛」ではなくて、
「所有・支配している感」で満ち足りていたのかなぁ、と。
母性愛(与えるだけ・見返りがない)に耐えられなくなったのでしょうか。


息子の友達の子は、
ただただ楽しそうにニコニコしながら
我が子とも遊んでくれます。
周りの子たちが大好きなんだろうなぁ。

僕はすっかり大きくなって
余計な感情と過分なお肉で包まれていますが、
シンプルな感情の良さも忘れずに生きていきたいと
反省した次第であります。


少年の心を忘れないということで。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

昨日は成人の日でしたね。
もともとは元服の儀が小正月(1月15日)だったから、
この日付になったそうです。
以前の成人の日は1月15日固定でしたよね。

僕自身は、成人式ははるか昔のこと。
あと数年で“2回目の成人式”が迫ってきそうな勢いですが、
はたして大人になれているのでしょうか。

会う人会う人みんな自分よりしっかりしているように見えて、
(見えるだけでなく、実際にしっかりしてらっしゃる)
あせりの気持ちに支配される毎日です。


『大人の太鼓判 これができれば一人前』辰巳渚/著(PARCO出版)
という本が図書館にあります。
設問が76項目あり、
7割OKなら大人の太鼓判、というチェックがついています。
やってみたのですが、残念ながら不合格でした。


設問の一つに
“好物を分けるときに大きいほうを人にあげられる”
というのがあったのですが、
「他の家族が好まない好物で一人楽しむ」というのは
やはりダメでしょうか。
だって、欲しくないって言うんだもの。


水溶性利尿。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今日は、幼稚園などに置いてある絵本を入れ替える、
“移動巡回図書”の日です。
さやさんと二人で「寒い!寒い!」と言いながら、
各施設にお邪魔しています。

中標津の気温を調べてみると、
お昼の時点で0度。
例年の0度より寒い気がするのは気のせいでしょうか。
気のせいですね。


こんな寒い日は、
暖かいお風呂に入りたくなります。

図書館の本棚を見ていると、
『入浴の事典』阿岸祐幸/編 東京堂出版
という本がありました。

目次には
「日本の入浴、海外の入浴」から始まって、
「安全な入浴と危険な入浴」
「高齢者の入浴」
「基本的な水中運動」
と、興味深いコンテンツが並びます。


その中で「水溶性利尿」という項目がありました。
お風呂に入るとオシッコがしたくなる、というアレです。
息子がまだ1歳くらいのとき、
お風呂から突然アンモニアのかほりが漂うことがありましたが、
たぶん、ソレでしょう。

水位がみぞおちより上に行くと、利尿効果が強くなるそうです。
よい利尿剤のない時代は、この作用を利用して尿を出させて治療したこともあったそうです。
ちょっとした豆知識ですね。

何より、このことを詳細に研究したエップスタイン教授(アメリカ)の
目の付けどころが素晴らしいです。
「またお風呂でしちゃったよ…」と悩んでいたのでしょうか。
そこにどんなドラマが潜んでいるのかが気になります。


水溶性利尿の詳細なメカニズムについては、本をご覧ください。


おべんきょう。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今日も引き続き、
広陵中学校2年生の生徒さんが、
職場体験で頑張ってくれています。

お話を聞いたところ、
なんとテスト間近とのこと。
うーん、忙しいですね。


自分が子どものころを振り返ると、
テストが迫ってくれば来るほど、
遊んでいた気がします。

『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』
おおたとしまさ/編 日経BP社
という本の中で、
養老孟司さんが
「好きなことを思い切りやれば勉強が必要になる」
と書いています。

養老さんは虫が大好きだそうで、
虫を徹底的に調べようとすると
生物学、化学、語学、地質学、地理…などたくさんの分野を知らなくてはいけないそうです。


子どものころにそういう話を聞いていたら、
もっとまじめにやっていたかなぁ、
と遠い目をする今日この頃でした。


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