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水溶性利尿。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。

今日は、幼稚園などに置いてある絵本を入れ替える、
“移動巡回図書”の日です。
さやさんと二人で「寒い!寒い!」と言いながら、
各施設にお邪魔しています。

中標津の気温を調べてみると、
お昼の時点で0度。
例年の0度より寒い気がするのは気のせいでしょうか。
気のせいですね。


こんな寒い日は、
暖かいお風呂に入りたくなります。

図書館の本棚を見ていると、
『入浴の事典』阿岸祐幸/編 東京堂出版
という本がありました。

目次には
「日本の入浴、海外の入浴」から始まって、
「安全な入浴と危険な入浴」
「高齢者の入浴」
「基本的な水中運動」
と、興味深いコンテンツが並びます。


その中で「水溶性利尿」という項目がありました。
お風呂に入るとオシッコがしたくなる、というアレです。
息子がまだ1歳くらいのとき、
お風呂から突然アンモニアのかほりが漂うことがありましたが、
たぶん、ソレでしょう。

水位がみぞおちより上に行くと、利尿効果が強くなるそうです。
よい利尿剤のない時代は、この作用を利用して尿を出させて治療したこともあったそうです。
ちょっとした豆知識ですね。

何より、このことを詳細に研究したエップスタイン教授(アメリカ)の
目の付けどころが素晴らしいです。
「またお風呂でしちゃったよ…」と悩んでいたのでしょうか。
そこにどんなドラマが潜んでいるのかが気になります。


水溶性利尿の詳細なメカニズムについては、本をご覧ください。


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