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名作児童文学。

by saku

みなさんこんにちは。
坊主頭のsakuです。


名作児童文学の『魔女の宅急便』が、
実写映画化されるようです。

ジブリ作品の『魔女の宅急便』は
子供のころから親しんでいたのですが、
はたして、実写だとどうなるのでしょうか?
気になるところです。


この作品ですが、原作は童話作家・角野栄子さんです。
要所要所に、絵本作家の林明子さんが絶妙な挿絵を描いています。

もともとは福音館書店から出版されていますが、
最近、角川書店から文庫版が本屋さんに並んでいます。
(中標津町図書館には、福音館書店版の所蔵があります)


実は僕、恥ずかしながら原作を読んだことがありませんでした(^_^;)
これでいいのか図書館職員!?
というわけで、初版出版から実に28年!
ものすごーく遅ればせながら、原作本を手に取ることにしました!
と言っても、全6巻中、1巻めだけですが…。


読み終わってからの感想ですが、
成長する子どもの姿がしっかりと書かれているので、
“親目線”で楽しむことができました。
「子供って、こうやって大きくなっていくんだなぁ(しんみり)」
という感じで。

この作品を子供のころに読んでいたら、
当然今とは違う感想を持っていたのでしょう。
小さい頃の思いと、オッサンになってからの思いを
1つの作品を通じて比べてみたかったです。
そう考えると、読まなかったことについて
なんだかもったいないような気持ちになります。


自分の子を含め、
今元気に育っている子供たちには、
いろんな読書、いろんな体験をして
なるべく後悔のないように大きくなってほしいなぁ、と
勝手に思う坊主頭でした。


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