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<< 2015年1月の記事 >>

子ども。

by saku

みなさんこんにちは。
先ほど新しい歯磨き粉(グリーンミント)を使ったら、
家にある入浴剤(森林浴の香り)と同じ風味が口の中に広がりました。
ひどく困惑した坊主頭のsakuです。

それはさておき。

長男(5歳)の同級生の子(女の子)に、妹ができたそうです。
我が家の次男(2歳)ともよく遊んでくれるので、
面倒見のいいお姉ちゃんになるんだろうなぁと
勝手に嬉しくなっています。


育児関連…と言えなくもないですが、
最近あるきっかけで、昔のベストセラーを再読しました。
『“It(それ)と呼ばれた子』デイヴ・ペルザー/著 青山出版社
という本です。

母親からの激しい虐待を受けた方が書かれた体験記で、
タイトルを覚えている方も多いのではないでしょうか。

殴る蹴る、暴言は当たり前。
火を付けたガスコンロに寝かされる、
「まぜるな危険」の洗剤を混ぜ、ガスが発生している中で風呂掃除をさせられる、
などなど、
命のあることが奇跡と思えるくらいの仕打ちを受けています。


前回読んだときはまだ僕の長男が生まれていなかったので
ただショッキングな体験談として読みましたが、
子どもを持つ身となった今では、
母親の心の中も考えながら読めました。

個人的な意見ですが
その母親は「母性愛」ではなくて、
「所有・支配している感」で満ち足りていたのかなぁ、と。
母性愛(与えるだけ・見返りがない)に耐えられなくなったのでしょうか。


息子の友達の子は、
ただただ楽しそうにニコニコしながら
我が子とも遊んでくれます。
周りの子たちが大好きなんだろうなぁ。

僕はすっかり大きくなって
余計な感情と過分なお肉で包まれていますが、
シンプルな感情の良さも忘れずに生きていきたいと
反省した次第であります。


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