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のび子 - おすすめ本の記事 >>

歌舞伎!

by のび子

本日はしるべっとで歌舞伎公演が行われます!
歌舞伎座の中に入ったことはあるものの、演目を何も見られずに帰ってきたので
日本の伝統芸能大好きな私はもう楽しみで楽しみで仕方ありません。
3等席はまだ残っているかも!?のようなので、この機会に是非。

歌舞伎に関する本は色々ありますが、絵本も出版されています。


『菅原伝授手習鑑』(C/E1/オ)
橋本治/文 岡田嘉夫/絵

そのまま部屋に飾りたい!と思わせる岡田さんの美しい絵が
世界を盛り上げてくれます。
当館には他に義経千本桜、妹背山婦女庭訓の所蔵があります。
今回の演目に関するものではありませんが、歌舞伎に興味をもたれた方にも
そうでない方にも楽しめる絵本です。


読み聞かせへ

by のび子

昨日は俵橋小学校、今朝は中標津小学校へお邪魔して読み聞かせをしてきました。
俵橋小では低学年、中小では5年生への読み聞かせ。
どの年齢の子に読み聞かせをするのも楽しいですが、
高学年はなかなか読めないちょっと難しくて長い絵本も読めるので
ここぞとばかりに今回は時間いっぱいを使ってちょっと難しい絵本を読んできました。

「3つのなぞ」(E2/ミ)
ジョン J.ミュース/作 フレーベル館

いつが、だれが、なにがいちばんだいじなことなのかを問う哲学的な絵本です。
5年生の子たちは静かに聞いてくれましたが、
どんなことを感じていたのかなあとちょっとドキドキ。

でも、絵本を読んだ後感想を聞くことは一切しません。
読み聞かせについての本や、テレビで紹介されていたこともあるので
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、
子どもたちは読み聞かせで受けたものを時間をかけてゆっくり浸透させていくそうです。
それがこちらから感想を求めてしまうと、上手く言葉にできない感情を
無理に形作ろうとして本音とは違うものができあがってしまい、
結果それが自分の感想なのだと思い込んでしまうからなんだとか。
なので、読み聞かせをした後には自分から言わない限り「どうだった?」と、
本に対する感想は求めないであげてください。
面白いと思って読んだり、薦めたりするものなので気にはなってしまうのですが
聞いている時の表情や反応が全てなのかな、と思います。


さて、来月はどんな本を読もうかなあ。


春爛漫

by のび子

桜が咲くのと同じ頃に花をつける、黄色い連翹の花が好きです。
街中でよく見かける、黄色い花をつける、モクセイ科の低木です。
ぶわっと花が咲くのでとても華やかなんですよね。
これからしばらくは色々な花を楽しむことができるので
外を歩くのが楽しみです。

今日は新刊の案内でも。

「今日の放課後、短歌部へ!」千葉聡/著(Y911チ)
教員でありながら歌人でもある、千葉聡さんの著作です。
時には失敗をして生徒に「ちばさとの授業はサイテーだ」と言われてみたり、
バスケ部の顧問として試行錯誤してみたり、
大人の青春と言えばいいのでしょうか、そんな日常と短歌が綴られています。
こんな先生が学生時代にいたら、もっと短歌に興味を持てたのかも…と思わせてくれる、
そんな1冊です。


アンデルセン賞

by のび子

ちょっと前の話題にはなってしまいますが、
昨月末児童ファンタジー作家として知られる上橋菜穂子さんが
アンデルセン賞を受賞したという嬉しいニュースがありました。
上橋さんは「守り人シリーズ」や「獣の奏者」の作者です。
どちらもテレビアニメになっていたので、見ていた方も結構いらっしゃるのでは。
アンデルセン賞は児童文学のノーベル賞とも言われる世界的な賞です。
残念ながら私はまだどちらも手つかずなのですが
(折角なので、読むなら一気に読みたい!)
世界中の人が読み、そして評価をされたというのは本当に素晴らしいことだと思います。
どちらもシリーズの作品ですので、とりあえず上橋さんの作品を読んでみよう!
という方はこちらはいかがでしょう。

「狐笛のかなた」(J913/ウ)

守り人シリーズや獣の奏者は架空の世界を舞台にしたものですが、
こちらは昔の日本に近い、どこかの世界を舞台にしたお話です。
独自の世界はこちら1冊でも十分楽しめると思いますので、
気になられた方はお手に取ってみてください。
桜が咲き乱れる表紙は、今の季節にもぴったりです。


星座のはなし

by のび子

昨日は晴天だったので、これは星がキレイに見えるぞー!と
久しぶりの天体観測をしてきました。
と言っても昨日は半月でかなり明るかったので
暗い星はあまり見えなかったのですが、
今まで全く覚えておらずにどれがどれだと分からなかった星座を
スマホのアプリを見ながら探してみました。
見ていた場所が悪かったのであまり多くは探せませんでしたが、
それにしても昔の人たちはよく星を被らせることなく
88個の星座を作れたものです。

そんな星の文化を知るならコレ!な本です。

カーリルで開く
カーリルウィジェットを使ってみました。
所蔵状態まで一目でわかります。便利!

用語があいうえお順で掲載されており、
国内・外の星に関する事柄を引くことができます。
事典なので厚さはかなりあるものの、読み物としても面白いです。
見える星座がまた変わってきた今の時期に是非。

新月の日にまた天体観測に行きたいなあ。


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