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のび子 - 図書館の日常 - 2013年4月の記事

本屋大賞決定!

by のび子

急に春らしい気温になってきましたね。
雪が一気に溶けたせいなのか、図書館前は緑のにおいがしました。
芝もあっという間に青々と茂るんだろうなあ。

昨日今年度の本屋大賞が百田尚樹さんの
海賊とよばれた男(講談社)』に決まりました。
出光興産の創業者、出光佐三さんをモデルに描かれた歴史経済小説です。
図書館ではこれから予約がたくさん入ってくると思いますので、
借りて読もうと思われている方は早めの予約をオススメします。
講談社の公式サイトでは序章の試し読みができるようなので、
先ずはそちらから入ってみるのも良いですね。

2004年から始まった本屋大賞ですが、
2010年の「天地明察」、2012年の「舟を編む」と、
「何かを創り上げていく」作品の大賞が続いています。
(2011年は「謎解きはディナーのあとで」なので一度途切れますが)
以前児童書でも仕事に関する本が増えていると書いたことがありますが、
良作が続いたことで注目されやすくなっているのかもしれませんね。
私も好きなジャンルなので、これからも良作、大作が続いていくことを期待しています!


卯月

by のび子

4月!色んなスタートの季節ですね。
図書館の展示も春らしい展示でいっぱいです。

児童コーナーは春とはちょっとズレてるかもしれませんが、
「ヒーロー大集合!」をテーマに展示をしています。
壁一面に泳いでいる魚たちはスイミーの一場面です。
時々脱走している子がいますが、お家に持って帰っても食べられないので
カウンターまで連れてきて頂けると嬉しいです。
元の群れに返しておきますので…。

YA(ヤングアダルト)コーナー(中高生向けの図書コーナー)も
友達や自分に関するちょっとメンタル的なものに触れる本を集めています。
明るくなれる本も、困った時に開ける本もありますので
ちょっと疲れたなあと思ったら寄ってみてください。


現在準備中ですが、新刊でクモに関するこんな本が入りました。

クモの巣図鑑」(J485シ)
新海 明/著  谷川 明男/写真  偕成社


クモの巣ってこんなに色んな種類があるんだ!と驚く本です。
それぞれのクモの解説も載っていますが、
ヤドリギのように間借りして、エサを横取りして生活しているクモが紹介されていました。
更にそのクモは家主を食べてしまうこともあるそうで…(ひいいっ)
生き物の世界って謎が多くて面白いですね。

クモの謎について書かれているページがありましたが、
コウモリがさかさまでも頭に血がのぼらないメカニズムは
もう明らかになったのか気になります。